ハングマンのゲームは、簡単に言うと英語の単語当てゲームです。英語圏の学校に通う子ども達なら、一度はやったことがあるのではないでしょうか。
私も海外の語学学校にいた時に先生がよくやってくれたのですが、みんなでワーキャー言いながら盛り上がりました。
このゲームは2人以上であれば大丈夫です。やり方をなるべく分かりやすく説明しますので、ぜひお子さんとやってみてくださいね。
ハングマンのゲーム説明
ルール
子ども(生徒)に、親(先生)の決めた、ある単語を当ててもらいます。
間違える度にハングマンの絵を書き足していき、子どもが答えを当てる前に絵が完成してしまったらゲームオーバーです。
進め方
親は、ハングマンを吊す絞首台と、子どもに当ててもらう単語の文字数に合わせてアンダーラインを書きます。
ここでは「English」という単語を当ててもらうことにしましょう。
子どもにA~Zの中から好きなアルファベットを言ってもらいます。
「A」から「Z」の中から好きなアルファベットを言ってね。
じゃあ、さとしの「S!」
残念!「S」は入っていません。
不正解だったので、ハングマンの頭(まる)を描きます。
そして「S」は「English」という単語の中には含まれていないので、空いたスペースに「S」と書いておきます。(答えの重複を避けるためです)
じゃあ今度は「N!」
ピンポーン! 「N」は入ってました!
アンダーライン上の、「N」が入る位置に記入します。(画像は小文字の「n」になっています)
もうわかるかな? 分からなかったら次のアルファベットを言ってね!
さすがにまだ分からないよ。次は・・・「P」!
残念!「P」もありませんでした!
また不正解だったので、ハングマンの胴体(縦線)を描きます。
そして該当しなかったアルファベット「P」を余白に書いておきます。
子どもが同じアルファベットをもう一度言ってきたときに、「それはさっき出たよ~」と言ってあげてください。
感のいい子はここで、「a n o t h e r 」とか答えて来るかもしれません。
文字数も、「N」の位置も合っていますが、当てて欲しい単語は「e n g l i s h」なので不正解となります。
よし!今度は「I」だ!
「I」はありました!もう答えがわかったかな?
正解したので、アンダーライン上の「I」が入る位置に記入します。(画像は小文字の「i」になっています)
う~ん、まだわからないなぁ~。次は・・・
このような感じで続けます。
不正解なら更にハングマンの右足、左足、右手、左手、と描き進めていきましょう。
ハングマンが完成する前に正解を出せたら勝ちですが、答える前にこのようにハングマンの絵が完成してしまったら負けとなります。
悔しいな!よし、もう一回!
アルファベットは大文字でも小文字でも大丈夫です。
そして単語の他に、フレーズやセンテンスなどでも大丈夫です。その場合は、
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
のように、スペースを空けてあげましょう。
なかなかすぐに答えが出ず負けてばかりの時や、単語が長い時は、ハングマンの目、鼻、口、髪の毛・・・のように描き足して正解に近づけてあげるといいですね。
ハングマンや単語当てゲームはアプリでも楽しめる
お子さんにオススメ
スマホやタブレットに慣れているお子さんは、アプリでも楽しめます。
私はAndroidのアプリを使ってみたのですが、正解するとハングマンが踊ってくれて可愛かったです。
ちょいちょい入る広告が煩わしいところを除けば、2人でもPLAYできるようなのでいいかもと思いました。
英語が得意なお父さん、お母さんにオススメ
最近海外で流行ってる「WORDLE」というゲームは、ハングマンゲームにちょっと似てる単語当てゲームなんです。
- 最初に好きな単語5文字を入力
- アルファベットと位置の両方一致していたら「緑」、アルファベットは合ってるけど位置が違ったら「黄色」、全く一致してなかったら「黒」の表示に変わる
- 間違えても6回まで挑戦可能
私もやってみました。4回目でやっと正解が出せました!
無料ですが1日1回しか出来ません。(2022年2月現在)
答えに辿り着くまでの思考回路や結果をtwitterでシェアするのが流行ってるみたいですね。
ちょっと難しい単語もあるのですが、勉強になるのでいいかもしれません。
さいごに
今は小学校から英語の授業がありますが、「勉強しなさい」「単語を覚えなさい」と言っても中々難しいですよね。
今回ご紹介したハングマンのゲームのような単語当てクイズで、楽しく英単語が身につきますように。
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